信仰心とは毎日お寺にあるお墓に朝6時過ぎにお参りされる方がいます。雨降りはさすがにお休みですが、晴れても曇っても、 暑い時寒い時、毎日自転車で通われていますので、大変熱心な方と 思っておりました。 ところが、その方と今日お話をしていたら、 「私は信仰心が無いので・・・」という発言が飛び出したので、 びっくりして目が点になりました。 傍から見るととても信仰心があるように思われるのに 何故でしょう。 ご本人によると「私は毎日お経を上げたり、 お寺参りなどをしないから」とのことです。 確かに国際的な基準からすると、佛教徒でありながら「お経を上げたり、 お寺参りなどをしない」のは信仰心がないと 思われるのかも知れません。 日本人は生まれた時は神社にお参りして、結婚式は キリスト教会で、死ぬとお寺に頼む。 こんなイメージがあってみんな信仰心がないと思っています。 私はそうは思いません。 本当に信仰心が無かったら、神社にお参りすることも無く、 お寺に葬式を頼む必要も無く、教会で結婚式をする 必要は無いでしょう。 それをするということは、宗教に対して何らかの敬意を 払っているからに、他ならないのではないでしょうか。 日本は昔から他の文化を取り入れそれを 独自の進化をさせてきています。 宗教はその代表です。 日本には太古より神道に佛教、道教、儒教その他の教えを 取り入れた日本の信仰がある。 もう少し自分たちの信仰に自信を持っても いいのではないでしょうか。 |